通訳形式
通訳といっても、その形式には、同時通訳、逐次通訳、ウィスパリング通訳、随行通訳など、様々な形式があります。
どの形式が良いのか、というのは、会議の種類、形態、規模、環境、主催者様のお考えによっても異なってまいります。
同時通訳
スピーカーが話すのとほぼ同時に通訳をする方法です。同時通訳をするには、特別な技術が必要ですが、当社では経験豊富な同時通訳者を案件にあわせて派遣しております。
同時通訳が適している場合:
- 講演時間を短くし、スピーディーに会議の運営をしたい場合
- 大規模な国際会議やシンポジウムの場合
- スピーカーの人数が多い場合
- 3カ国以上の言語に訳す必要がある場合
- 講演者の方が発言されるのとほぼ同時に通訳を聞きたい場合
難点は、費用が高くなることです。
通訳者の人数は、逐次通訳の場合より多く必要となり、且つ、同時通訳機材も用意する必要がございます。
同時通訳機材については、同時通訳機材レンタルのページをご確認ください。
逐次通訳
スピーカーが話をした後に、ほぼ同じ長さの時間を使ってまとめて通訳をする方法です。セミナーや講演会で、スピーカーの人数が1名から2名と少なく、お時間にゆとりがある案件にむいています。スピーカーの話が1時間の場合、通訳に1時間かかりますので、実質2時間かかります。
逐次通訳が適している場合:
- 予算を抑えたい場合
- 時間にゆとりを持って、丁寧に説明したい場合
- スピーカーの人数が少ない場合
- 小規模のミーティング
ウィスパリング通訳
通訳が必要な方が少ない場合に、スピーカーの話をほぼ同時にささやくように通訳していく方法です。聞かれる方が1~2名でしたら側について、3名以上の場合は簡易型同時通訳機材(ガイドシステム)を使用して通訳いたします。
形態としては同時通訳と似ています。
簡易型同時通訳機材(ガイドシステム)については機材ページにてご確認ください。
ウィスパリング通訳が適している場合:
- 同時通訳ほどのクオリティは求めないが、スムーズに会議を行いたい
- 通訳を聞かれる人数が数名の場合
随行通訳
視察や表敬訪問、工場見学等、移動を伴う案件先で通訳を行います。通訳形態は逐次またはウィスパリングで対応します。要人や大切なお客様をご案内する場合には、通訳レベルが高く、且つ、業界知識、ビジネスマナーの面でもプロフェッショナルなスタッフを派遣いたします。
VIPの表敬訪問から技術者の工場訪問まで、当社では状況に応じた通訳者を選定し派遣いたします。
随行通訳が適している場合:
- 表敬訪問
- 企業訪問
- 工場見学